日々の生活の中での、メンタルケアの必要性
誰もがストレスを抱えている
もしもある日、大切な家族や友人が今までと全く違った状態に陥ってしまっていることに気づいたとしたら、あなたならどうしますか?
たとえば、いつもしていたはずの普通の日常会話が、いつの間にか消えてしまっていたり、いつも穏やかだった人が些細なことに腹を立てるようになったり、いつもおしゃべり好きな子どもが沈み込んで、自分の部屋から出てこなくなったりしたら―。
私たちは身体の健康については様々な知識を持っています。子どもが風邪気味であれば、母親は温かな食事を用意し、いつもより早めに寝るように促すでしょう。暖かくして睡眠を充分にとることが回復につながることを知っているからです。
けれども、メンタルケアについては、いかがでしょうか?
心の健康については、どのようにケアすればよいのか、よくわからないと感じている方が多いのではないでしょうか?
メンタルケアは専門家が施すもので、家族が関与するものではない、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
確かに症状によっては専門的なケアが必要になる場合があるかもしれません。けれども、風邪気味の子どもを家族が家庭でケアするように、メンタルケアも日常生活でできることがあります。未病(病気になる前の状態)であれば家族や友人がケアすることは十分できます。
日々の生活の中で気軽に身近な人同士でメンタルケアをしていくことで、体の健康を保つように心の健康を保つことができるようになりますよ。
私たちがくぶんでは、そのセルフ・カウンセリング普及協会の監修・指導による通信講座で、メンタルケアの技法を習得したメンタルケア・アドバイザーを養成しています。
メンタルケア・アドバイザーの資格は日常の中で活かすことができます。
そのセルフ・カウンセリング普及協会の監修・指導による通信講座で、
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メンタルケア・アドバイザーが必要とされる場面とは
家族、友人のために活かす
ストレスを抱えた時、その自分の経験を誰かに話し、それを受けとめてもらうことができたら、私たちの心は落ち着きます。自分の気持ちを話し、それを誰かに聞いてもらうこと、それがストレスから解放される第一歩になります。
社会の中で活かす
あなたが会社員として仕事をしていたとしたら、上司、同僚、部下、後輩などと関わる時の自分のストレスを軽減しながら、職場の方の気持ちが落ち着くように接する事ができるでしょう。
あなたが保育士、看護師、ヘルパー、美容師などの資格を持っていたとしたら、子どもたちや保護者、患者様、利用者様、お客様の気持ちが穏やかになるように言葉をかけて対応することができるでしょう。
また、傾聴ボランティアなど、福祉や地域の場でも、より心地よい交流ができるようになります。
ハローワークでメンタルケア・アドバイザーの有資格者であると伝えたところ、精神障害施設のケースワーカーとして採用されるケースも出てきました。
メンタルケア・アドバイザーに期待される役割とは
話すことでほっとする―話を聴く役割―
ストレスを抱えた時、その自分の経験を誰かに話し、それを受けとめてもらうことができたら、私たちの心は落ち着きます。自分の気持ちを話し、それを誰かに聞いてもらうこと、それがストレスから解放される第一歩になります。
メンタルケアによってストレスを乗り越える―苦しみに寄り添い、受けとめる役割―
ストレスを抱えて、もがいている時、自分の気持ちに耳を傾けてくれる人がいたとしたら、どうでしょうか?自分の苦しみに寄り添い、自分の気持ちをそのまま受けとめてくれる人がいたとしたら、ストレスから少し距離がとれるかもしれません。さらに、その聞き手が自分の気持ちを、そのまま反復して自分に返してくれたとしたら、どうでしょうか?自分の中のストレスに自ら気づき、受けとめられるかもしれません。自分の中のストレスに気づけるとありのままの自分を認め、現実を受け入れる勇気が生まれてきます。
適度な距離感を取りながら相手の話を聴く態度
家庭におけるメンタルケアにおいては、ケアする立場に立った人は話し手の不安に対して適度な距離感を取りながら話しを聴くことが大切です。聞き手は話し手の不安に巻き込まれず落ち着いていることが大切です。メンタルケア・アドバイザー養成講座では自分の心が落ち着けるようになり、相手の話を聴く態度を養います。
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