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悪筆・癖字を直すためのポイントと練習方法

はじめに

ペン字の悩みとして良く出てくる言葉が「悪筆」と「癖字(くせ字)」です。どちらも、読んで字のごとく読みにくそうな字が頭の中に浮かび上がりますが、悪筆と癖字は似ているようで別モノでもあります。ここでは悪筆と癖字の意味や特徴、字を書く時に心掛けたいポイントを解説します。

悪筆とは


悪筆というのは、読むのが困難な下手な字のことをいいます。他の人が読めないように書く意図はないものの、自分以外には読めない事もしばしばあるため、コミュニケーションや共通の記録といった目的で書かれる字での悪筆は、読めずに意味が伝わらない場合も出てしまうため、周囲からの印象がとても悪くなってしまいます。

読みにくい悪筆の字

字が汚い人のイメージ、汚い字の特徴って?



とはいえ、そのような状況では自分も困ってしまうため、多くの方は自分が悪筆だと感じた時には、何とか直してできるだけ綺麗に書きたいと思うものです。
悪筆になってしまう原因のひとつに、頭の中に綺麗な文字をイメージできずに(あるいは、その時間を惜しんで急いで)字を書くことがあげられます。なので、悪筆は一生直らないものではなく、綺麗な字を見たり、真似て書くことを続けることで改善することができます。

小島未来さん/自営業

私の字は何となく癖のある字で、大事な場面で緊張した時はすごく悪筆になり、その字を見ては「どうにかしたい・・・」と思っていました。ペン習字の練習を始めると、少しづつ綺麗な字がわかってきて、綺麗な字を意識しながらゆっくり書くだけで、こんなに変えることができるんだと驚きました。



癖字とは

読めないわけではないけれど、自分で見れば見るほど気になってしまうのが癖字。単純に綺麗・汚いというわけではなく、人それぞれに癖があるため、よく見られる代表的な癖字のパターンでも数種類があげられます。

丸くなってしまう癖字

丸くなってしまう癖字

丸い字は柔らかい感じはしますが、ただ丸いだけでは弱々しい印象が残ります。こじんまりしないように、気をつけることが大切です。

字が斜めになってしまう癖字

字が斜めになってしまう癖字

横画はやや右上がりが理想的なので、右下がりは不自然ですし、かといって右上がりも上げすぎるとバランスが不安定になります。

角ばってしまう癖字

角ばってしまう癖字

それぞれの字が正方形に近い形をしていると、丁寧さや几帳面さが感じられますが、堅苦しい感じも与えます。ペンを強く握りしめないように心掛けて、リズムよく書きましょう。

こぢんまりしてしまう癖字

こぢんまりしてしまう癖字

全体的に、文字が小さくこぢんまりしてしまうタイプです。指先だけではなく手首まで動かすイメージで、ペンの運びを大きくすると、のびのびした線になって良くなります。



人それぞれに個性があるように、人が書く字にもそれぞれの個性があるのは決しておかしなことではありません。綺麗な字には「メリハリ」があることも大事です。ムリに癖を直そうとしたり、なくそうとすると、せっかくの個性がなくなって、メリハリのない字になりかねません。

先ほど挙げた代表例もそうですが、癖字はその全てがダメということではなく、その癖が強いか弱いかの違いで、字が綺麗に見えるか雑に見えるかが変わってきます。まず、自分のくせを知って、その癖を適度に活かしながら綺麗に見えるコツをつかんでいけば大丈夫です。

癖字を直す練習方法

自分では気づかないけれども、自然とそうなってしまうのが癖なので、ただ字を沢山書くだけでは癖字の悩みは解決しにくいです。自分の癖に気づくためには、例えば線の入ったマス目に書いて上下左右のバランスを客観的に見られるようにしたり、人に見てもらったりすることが有効です。

横山美空さん/看護士

ペン習字を始めて、自分の書いた字を人に見てもらうと、自分では気づかなかったけれど、かなり癖字になっていたのだとわかりました。仕事上、字を書く事が多く、産科勤務なので赤ちゃんのベッドネームなど思い出になると思うと、なるべく綺麗に書きたいなと思っています。

飯岡 京子さん/食品流通

勤め先で、重要書類に楷書や行書を区別して記入できるようになりました。癖字をなおすことで、自分への信頼感も上がった気がしています。

堀川洋美さん/調理員

まる字で早く書く癖字がひどくなっていく一方、習字を習いだした小学生の孫は私よりどんどん上手に。これではいけない、と字の練習を始めました。最初は苦労しましたが、今では書く事の楽しさを感じています。

悪筆・癖字を解消したい方にはボールペン習字講座

「悪筆、癖字が嫌になって何とかしたい…」 そんなお声をよくいただきます。メールやSNS、印刷プリンターがどんどん増えているにもかかわらず、ちょっとしたメモや大事な書類で字を書く機会はなくならないもの。 残念ながら悪筆、癖字はほうっておいても上手にはなりません。その反面、生まれつきで一生直らないということはなく、綺麗な字を見て真似る習慣をつけたり、自分では気づきにくい癖を人に見てもらったりすることで綺麗な字に直していくことができます。とはいえ、人に見せられる字じゃないと思っているから気にしているのに、人に見てもらうのは気がすすまないものです。そこで、字に困ったあなたに試していただきたいのが日ペンのボールペン習字講座です。

日ペンのボールペン習字講座


綺麗なお手本の字を見て、なぞっていくうちに、自然と綺麗な字の特徴やバランスを頭や体が覚えていきます。気づきにくい癖も、ペン字指導9090年の日ペンの講師が、あなたにあった方法で癖が個性になるよう上達へと導きます。在宅でできる通信講座なので、周囲の人の目や上手さを心配することなく、安心・集中して取り組むことができます。

ボールペン習字講座の教材



風巻 明子さん/会社員

年末に様々な書類を記入する機会があったのですが、あまりの字のヘタさにイヤになって日ペンのペン習字を始めました。 先生の細かい添削指導が役立ちました。自分の癖のある字をアドバイスしてくれて、修正点がわかりやすかったです。 もっと早く受講しておけばよかった!と思うくらいです。家族の予定カレンダーや夕食のメモなどを丁寧に書こうとする習慣がついてきて、夫にも「別人格の字だ!(笑)」と褒められました。



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ひどいくせ字なのですが、今から上手になれるでしょうか?

ペン字指導に90年の歴史を持った日ペンが、しっかりとご指導いたします。字は生まれつきと考えてしまいがちですが、美しい字のポイントをおさえ、良いお手本を意識して字を書くことで 大人になってからでも汚い字をきれいに上達させることができます。ご安心ください。

くせ字をなおすのに日ペンがおすすめな理由を教えてください

普段何気なく書くことの多い字ですから、見慣れてしまった自分の目ではなく周囲から指摘されて初めて気がつく、ということが数多くあります。日ペンのお手本を目印に練習し、添削指導を受けることで上達スピードは格段にアップさせることができます。


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